ニッチな幸せ者

道を歩いていると
この雑草は幸せなのかな?と
ふと思う。
コンクリートの隙間に
窮屈そうだし、孤独そうにも
見える。

すべての生物は生存競争が激しい中、
生き残りを賭け戦っている。
動物の世界だけじゃない、すべての
生物が。
コンクリートや石の割れ目に生きる
こういった地味な生物は、よく見てみると
水はけのよいところにあることに
気づく。中には犬の散歩道は
肥料にもなる聖水にも恵まれることに。
言葉こそ出さないが、「いい加減になれ!」と
言ってるのかどうか植物学者に聞いてみたい。
同様に日光もたっぷりと浴びている。
これは生活に困ってなさそうだ。

栄養分たっぷりじゃないか!
幸せだ!
だって競争がない!
群れなくていい。
孤独に耐える強さもある!

生活に困っていないのは、気持ちの上で実に
豊かに穏やかに生活できる。
ストレスフリーの雑草ライフ。
これは僕ら人間社会にも
当てはまると思う。

セブンイレブンの隣にファミリーマートが
並ぶ昨今、なんでこんな競争を意識するのか?
これじゃまるで共倒れだ。
そこに道を隔ててローソンなんて出てくる。
ラーメン屋も似ている。
人間はわかっていて、そんな無謀なことを
する。愚かだ。
それをする人間が愚かなのではなく、
まったくその反省をせず、繰り返すのが
愚かだ。
そんな持ったとおりのことを会社で発言すると
群れから遠ざかってしまうのだろう。
ビクビクして誰もそんなことはしてはいけないと
思っている。
人間は植物から経営学を教わったほうが良いかもしれない。

〝スキマ”生物学の用語で〝ニッチ”という。
意味はある生物が生態系に占める〝場所”を
言うのだそうだ。

植物という生物探検は実に奥が深い。
知れば知るほど、世界が拡がります。

Masahiko Mito